ここ最近、
ずっと避けてきたAC100Vポンプの制御を模索。
AVRプログラミング。
なるべく軽いコードでDMX制御ができるように考えている。
うまくいけばここに公開しようとほぼ完成したのだが、
ちょっとつまづいている。
USARTで250kbpsのDMX制御信号の割り込みと、
2ファン制御用の25kHzパルス出力を安定して走らせながら、
交流電源の周波数に同期してトライアックで制御する。
作ろうとしているのは海外製が多い機材で、
本体が大きくて、動作音が大きい。
日本人にはこの、大きくてうるさい機材がなかなか受け入れてもらえない。
日本でも作る方はいるとは思うが、電気用品安全法にしばられて流通しにくい。
販売される電気用品は、経済産業省が定める検査に合格すること。
製造販売には届出も必要とされる。
実際にさいたまの関東経済産業局に聞きに行ってみたが、
初めてみるものは時間がかかるとか。担当の知見次第とか。
ただし、販売しないなら対象外とのこと。
ということで、ニッチな業種である我々は、各自で製造使用し販売されないようなことが多い。
さて現状、東日本のAC100V50Hzでは問題ないのだが、
西日本の60Hzでは問題が発生する。
関東にいながらにして60Hzを再現する一番安価な方法は、
直流のバッテリーから交流100Vに変換するインバーターである。
安いのであればカー用品店で買えるのだが、
精密機器なので交流100Vの正弦波を再現するインバーターが必要となる。
これが安くても数万円する。しかし本気で60Hz電源を用意すると数十万だ。
4年前に会社で買ったインバータが今こそ役に立つ時。
で、やってみたら60Hzだと交流同期に問題発見。
50/60Hz切り替えスイッチを作ればいけそうだか、
間違えると暴走するため却下。
高いところに吊ったりすると切り替え忘れに対応できないし。
なんとかして50/60Hz共通仕様にしたい。
夜な夜な実験中。